オープン初勝利を飾った舞台で完全復活へ バトルクライがひさびさの白星狙う

2025年01月10日 08:00

23年のすばるSを制したバトルクライ(c)netkeiba

 23年のすばるSを勝ったバトルクライ(牡6、美浦・高木登厩舎)が再び参戦。オープン初勝利を飾ったレースで完全復活を期す。

 同馬は父イスラボニータ、母ディアコメット、母の父キングカメハメハの血統。同じ母系からは、09年菊花賞を制したスリーロールスや99年ジャパンダートダービーの2着馬オペラハットが出ている。

 21年7月のデビューから4戦は芝で惜敗が続いたが、22年初めに路線転向して連勝。以降は短距離からマイルのダート戦に出走を続け、3歳時にはユニコーンSで3着に入ったほか、秋に2勝クラス、3勝クラスを連勝してオープン入りを果たした。4歳初戦に出走したすばるSではJpnI馬ドライスタウトを破り、続く根岸Sでもレモンポップから0.2秒差の3着。現役トップクラスの実力を見せていた。

 だが、続く欅Sを圧勝した後に長期休養。1年後の欅Sで復帰したが、後方待機のまま14着に敗れ、大沼Sではブリンカーを着用して逃げたが13着と振るわず。勢いを完全に失っていたが、前走の霜月Sでは好位から踏ん張り4着と復活の兆しが見えた。それだけに今回はさらなる上昇を期待したくなる。

 好調時に手綱を執っていた川田騎手に手が戻るのも魅力。かつて戦ったドライスタウトやレモンポップが現役を退いた今、オープン初勝利を飾った舞台で、主役候補に返り咲くことはできるか。

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