【根岸S】今世紀初の牝馬Vなるか 末脚自慢のアルファマムはR.キング騎手で参戦だ

2025年01月29日 07:30

末脚自慢のアルファマム(24年6月撮影、ユーザー提供:キンジュさん)

 ギャラクシーSを制したアルファマム(牝6、栗東・佐々木晶三厩舎)が、根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)で重賞初制覇を狙う。

 アルファマムは父マジェスティックウォリアー、母ダイオプサイド、母の父フジキセキの血統。母は大井で8勝。祖母のミリオンベルはダートで活躍し、06年にKBC杯とペルセウスSを制覇。05年のシリウスSではブルーコンコルドの2着だった。また、近親には97年のアーリントンCを制し、NHKマイルCで2着だったブレーブテンダーがいる。

 ここまで23戦7勝。23年7月に桶狭間Sを制してオープン入りを果たすと、続くNST賞も快勝した。その後も同年の霜月Sを制するなど、ダート短距離で末脚を武器に活躍。前走のギャラクシーSでは最後方から鮮やかな追い込みを決めて、オープン3勝目を手にしている。脚質的に安定感があるタイプではないが、嵌まった時の破壊力は素晴らしい。

 今年で39回目を迎える根岸Sだが、牝馬の勝利は87年のグレースシラオキ、95年のヤングエブロス、00年のブロードアピールの3回のみ。21世紀になって以降に限ると、23年のギルデッドミラーの2着が最高着順となっている。アルファマムは牝馬の空白の歴史に終止符を打てるか。鞍上に豪州が誇る女性ジョッキー・R.キング騎手を迎え、牡馬を一網打尽にする大外一気を見せてほしい。

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