デビュー戦を快勝したマディソンガール(24年11月撮影、ユーザー提供:あまに煮さん)
23年の牝馬三冠を制したリバティアイランドの半妹となるマディソンガール(牝3、栗東・中内田充正厩舎)が、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。
マディソンガールは父キズナ、母ヤンキーローズ、母の父All Americanの血統。母は豪G1を2勝した名牝。そして半姉のリバティアイランドは22年の阪神JF、23年の桜花賞、オークス、秋華賞の覇者。サンデーサラブレッドクラブにおいて総額8000万円で募集された。
昨年11月の京都の新馬(芝1800m)でデビュー。好位で流れに乗ると、直線ではショウヘイとの一騎打ち。上がり3Fを推定11.2-11.0-10.8でまとめ、終わってみれば1馬身差の完勝だった。キャリアは1戦だが、姉に負けず劣らずの好素材といっても過言ではない。
今回は一気の相手強化、さらには初の関東圏での競馬となるが、言い訳はできない。姉妹クラシック制覇という夢に向けて、重賞初制覇を通過点にしてみせる。