6日、名古屋競馬場で行われたダービーWeek最終戦・第38回東海ダービー(3歳、ダート1900m、1着賞金500万円)は、岡部誠騎手騎乗の4番人気{horse=2005105442:ヒシウォーシイ}(牡3、愛知・川西毅厩舎)が、道中好位追走から、4コーナー手前で2番手に進出。直線では逃げ込みを図る2番人気サチコゴージャスをゴール直前で捕らえると、中団から脚を伸ばした6番人気ノゾミカイザーの猛追をハナ差凌いで優勝した。勝ちタイムは2分06秒6(稍重)。さらにアタマ差の3着には1番人気クロスウォーターが入っている。
勝ったヒシウォーシイは、父ワイルドラッシュ、母がサンハリエット(その父デザートキング)。伯父に01年札幌記念(GII)など重賞4勝を挙げたエアエミネムがいる血統。
今年1月に栗東・小島貞博厩舎からデビュー。2戦するも未勝利に終わり、今年春に現厩舎に転厩。愛知では移籍初戦(ダート800m)を大差で圧勝すると、続く2戦目(ダート1400m)も8馬身差で快勝。4月30日の名古屋チャレンジカップシナモン賞(名古屋・ダート1400m)は2着に敗れたが、その後2連勝して今回のレースに臨んでいた。通算成績10戦7勝(JRA2戦0勝、重賞1勝)。
鞍上の岡部誠騎手、管理する川西毅調教師ともに東海ダービー初制覇となった。