名古屋大賞典を制したミッキーファイト(24年12月撮影、ユーザー提供:るぅさん)
22年のチャンピオンズCを制したジュンライトボルトの半弟となるミッキーファイト(牡4、美浦・田中博康厩舎)が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)で兄弟ダートGI制覇を狙う。
ミッキーファイトは父ドレフォン、母スペシャルグルーヴ、母の父スペシャルウィークの血統。半兄のジュンライトボルトは22年のチャンピオンズC、同じくグルーヴィットは19年の中京記念の覇者。母系を遡ると曽祖母はエアグルーヴなので、ドゥラメンテやルーラーシップ、アドマイヤグルーヴやローシャムパークと同じ一族となる。
ここまで6戦4勝。2歳時にデビュー2連勝。ユニコーンSは初黒星となる3着だったが、続くレパードSで重賞初制覇を果たした。秋を迎えてジャパンダートクラシックはフォーエバーヤングに1馬身1/4差まで迫り、負けて強しの2着。そして古馬との初対戦となった前走の名古屋グランプリで2つ目の重賞タイトルを獲得している。今回はデビュー戦以来となる1600mがカギだが、ある程度の位置で立ち回れれば、十分にチャンスがあるだろう。
ドレフォン産駒のダートGI初制覇、そして史上初となるきょうだいでのJRAダートGI制覇がかかる一戦。一気にダート界の頂点に駆け上がることを期待したい。