セレクトセールで超高額取引されたスターウェーブ(牡3、美浦・武井亮厩舎)が、土曜中山7Rの3歳1勝クラス(芝1600m)で2勝目を狙う。

　スターウェーブは父Kingman、母コスモポリタンクイーン、母の父Dubawiの血統。伯母のアラビアンクイーン(Arabian Queen)が15年の英インターナショナルSの覇者。23年のセレクトセール1歳で3位タイの高値となる3億円(税抜)で取引された。

　昨年6月の東京でデビュー勝ち。道中はスローペースの中団から。直線では内目に進路を取り、上がり3F33秒4の末脚を繰り出して難なく抜け出した。しかし、その後は新潟2歳Sが6着、そして前走の1勝クラスが4着と2連敗。人気に応えられずにいる。

　今回はリフレッシュを挟んでの復帰戦となる。血統からも値段からも、先々は重賞を勝たなければならない器。今後のためにも負けられない一戦となる。