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【弥生賞】ファウストラーゼン 重賞初V G1・3着の実力を証明 前走同様に向正面まくり敢行 杉原「馬を信じて」

2025年03月10日 06:00

 ヴィンセンシオを振り切り、先頭でゴールを駆け抜けたファウストラーゼン(左)=撮影・福永忠敬

 「弥生賞ディープインパクト記念・G2」(9日、中山)

 牡馬クラシック1冠目の皐月賞(4月20日・中山)と同じ舞台で行われた最重要トライアルは、7番人気の伏兵ファウストラーゼンがまくり戦法でライバルをねじ伏せ、重賞初制覇を飾った。2着は2番人気のヴィンセンシオ、3着には5番人気のアロヒアリイが入り、この上位3頭に本番への優先出走権が与えられた。

 ホープフルSでの17番人気3着の激走が、フロックではなかったことを証明してみせた。まるで前走のリプレイを見ているかのように、向正面で一気にレースを動かしたファウストラーゼン。「芝の魔術師」という馬名の通り、ファンを魅了する走りでクラシック1冠目へ名乗りを上げた。

 今回も課題のスタートで難が出た。発馬直後に内へヨレて行き脚がつかず、1角を回る時は後方3番手。2角付近で「だいぶペースが遅い」と感じた鞍上は「ここにいてもしょうがない」と切り替え、大外をマクってポジションを上げた。3角手前で先頭を奪い切り、直線では外からヴィンセンシオが並び掛けると驚異の粘り腰を発揮。最後まで抜かせなかった。

 前走からの連続騎乗。栗東まで調教に駆け付け、コンビの絆を強めてきた杉原は「馬を信じて。最後まで持ってくれるだろうと。瞬発力勝負では分が悪いので、そうならないように心掛けました」と相棒の特徴をバッチリ引き出しての快勝劇に満面の笑みを浮かべた。

 「結果が出て良かった」と、ホッとした表情を見せたのは西村師。「スタートを出た場合、出遅れた場合と想定していたなかでのBパターンでしたが」と苦笑いしつつ、「この馬はマクっても行けると。スタミナには自信があったので」と、持ち味を生かし切ったレース内容を評価した。

 今回と同舞台で行われる皐月賞を見据え、杉原は「長くいい脚が使えるし、中山の舞台は向いている」と期待を膨らませる。そして、西村師も「やっと重賞を勝てたし、次はG1で」と意気込みは十分だ。トライアルでつかんだ勢いそのままに、本番へ殴り込みをかける。

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