22日、函館競馬場で行われた5R・メイクデビュー函館(2歳新馬、芝1200m)は、横山典弘騎手騎乗の4番人気{horse=2006100453:コパノマユチャン}(牝2、栗東・作田誠二厩舎)が、中団追走から直線で鋭く抜け出すと、3番人気ナムラミーティアに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分10秒0(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には2番人気シンフォニーライツが入り、1番人気キミニムチュウは先手を取るも5着に敗れている。
勝ったコパノマユチャンは、父プリサイスエンド、母グラヴィール(その父トニービン)という血統。07年HBAサマーセールにて300万円(税抜)で落札されている。この勝利がプリサイスエンドの輸入後の産駒JRA初勝利となった。
プリサイスエンドは、父エンドスウィープ、母Precisely(その父Summing)という血統の米国産馬。現役時代はベイショアS(米G3)を制すなど、通算9戦4勝(重賞1勝)の成績を残した。01年に米国で種牡馬入りし、セイウンビバーチェ(04年札幌2歳S-GIII・3着)などを輩出。05年より日本で供用されている。