23年のスプリンターズSを制したママコチャ(23年10月撮影、ユーザー提供:阪神優勝!さん)
23年のスプリンターズS覇者の
ママコチャ(牝6、栗東・池江泰寿厩舎)が、高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)でGI・2勝目を狙う。
ママコチャは父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハの血統。全姉の
ソダシは白毛初のGI馬。20年の阪神JF、21年の桜花賞、22年のヴィクトリアマイルを制している。また、近親には
メイケイエールや
ハヤヤッコ、
アマンテビアンコなどの重賞ウイナーがいる。
ここまで19戦7勝。23年のスプリンターズSでGI初制覇。その後はワンパンチ足りないレースが続いたが、前走のオーシャンSで2つ目の重賞タイトルを獲得した。明けて6歳となったが衰えは皆無。良馬場さえ叶えば好勝負になるだろう。
これまでに芝ス
プリントGIを2勝以上した馬は10頭いるが、牝馬では
フラワーパーク、
ビリーヴ、
カレンチャンの3頭のみ。並み居るラ
イバルを倒し、史上4頭目の偉業達成となることを期待したい。