【京浜盃レース後コメント】ナチュラルライズ横山武史騎手ら

2025年03月27日 11:30

横山武史騎手騎乗のナチュラルライズが勝利(c)netkeiba、撮影:高橋正和

 26日(水)、良馬場の大井競馬場で行われた3歳馬によるダートグレード競走の第48回京浜盃(JpnII・1700m 出走14頭)は、道中先団イン追走から4コーナーで2番手に上がった1番人気ナチュラルライズ(JRA)が直線で抜け出して突き放す圧勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分45秒5。

 6馬身差がついた2着に逃げた6番人気リコースパロー(大井)、さらに3馬身1/2差の3着に3番人気ナイトオブファイア(大井)が入った。4着にJBC2歳優駿の覇者ソルジャーフィルド(北海道)、5着にはアメージング(JRA)が続いた。

 勝ったナチュラルライズは父キズナ、母レディマドンナ(その父Distorted Humor)という血統の3歳牡馬で、JRA美浦・伊藤圭三調教師の管理馬。通算成績は4戦3勝となった。

レース後の関係者コメント

1着 ナチュラルライズ(横山武史騎手)
「(前走の川崎と比べて)左回りがあまり得意な馬ではないので、右回りも良かったと思いますし、何よりも厩舎サイドが本当に馬をうまく作ってくれて、今回は凄く具合が良かったので、自信を持って競馬に臨めました。スタートしてからすぐコーナーなので、今日はポジションを取りに行った分少し噛んでしまいましたが、馬もそこでよく収まってくれたと思いますし、最後の弾けもとても良かったと思います。新馬の前からすごく期待していた馬ですし、ひとつ重賞を勝つことが出来てホッとしています。まだまだ上を目指せる馬です」

2着 リコースパロー(御神本訓史騎手)
「思った以上に返し馬で難しく、工夫しながらゲート裏まで向かいました。スピードを殺すのはもったいないと思って主張して行きました。良い感じでしたし一発あるかもと思いましたが...。(距離の)ベストはマイルかもしれませんが、良いモノは持っています。今後良い感じでいってくれればと思います」

3着 ナイトオブファイア(矢野貴之騎手)
「今日はいつもと雰囲気が違うのを感じ取っていて、いつもより落ち着きがなくゲートの中を迎えていました。それでも競馬では対応していました。ペースも違って持つところがありませんでしたが、良い経験になったと思います。次に向けて課題も見つかりましたが、その中で良い走りをしてくれました」

5着 アメージング(田辺裕信騎手)
「ゲートの出次第では逃げる事を考えていましたが、速い馬や掛かる馬もいる中でしたし、逃げられない事も想定していました。その中でも躊躇する事なく走ってくれました。しぶとさが持ち味の馬ですし、自分でペースを作れない中でしたがよく頑張っています」

(取材:大関隼)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。