【POG】2歳のゲート合格馬がだいぶ増えてきました(美浦発)

2025年03月29日 11:53

今年の2歳が初年度産駒となるコントレイル=21年ジャパンC優勝時

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の水曜は雪、今週の水曜は花粉と黄砂。花粉症こそないものの、何かがノドの奥に詰まった感覚が続いて、軽い頭痛もありました。暖かいのはいいのですが、素直に暖かくなってくれませんかねぇ。どうも来週はまた寒いみたいですし、体に優しい気候をよろしくおねがいします。

 先週のフラワーCはレーゼドラマ(牝、辻野)が、ゆりかもめ賞6着から巻き返しての勝利。早めスパートから押し切る完勝でしたね。このあとはオークス(5月25日・東京、芝2400m)へ直行する予定。1番人気のパラディレーヌ(牝、千田)はゲートで遅れて2着まで。それでも地力の高さを見せてくれましたし、今後も楽しみになる内容でした。関東馬の最先着は3着のゴーソーファー(牝、手塚久)。距離が延びて良さそうなタイプだけに、何とかオークスで走りを見たい一頭です。

 さて2歳馬のゲート試験の合格馬がだいぶ増えてきました。

 21日にはクロワデュノールの全弟チャリングクロス(牡、奥村武、父キタサンブラック、母ライジングクロス)、桜花賞馬レーヌミノルを母に持つテンユウ(牡、奥村武、父サートゥルナーリア)、菊花賞馬アスクビクターモアの異父弟ユマハム(牡、田中博、父コントレイル、母カルティカ)、ダービー馬ロジャーバローズの異父妹トーセンマーベラス(牝、田村、父コントレイル、母リトルブック)などが合格。

 26日にはクロワデュノールの近親タイダルロック(牡、武井、父モーリス、母アースライズ)、パープルガーネット(牝、森一、父モーリス、母コーディエライト)、エコールナヴァール(牝、森一、父アドマイヤマーズ、母ジューヌエコール)、27日にはハーパーの半妹コンティ(牝、黒岩、父キズナ、母セレスタ)などが合格。ざっと挙げただけでも近親に活躍馬がいる馬がそろってますね。注目のコントレイル産駒も入ってきていますし、馬を見ていて楽しい季節になってきましたので、ぜひともいい気候になってほしいものです。(馬サブロー美浦支局・木村)

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