【桜花賞】史上7頭目の2歳女王の戴冠なるか アルマヴェローチェが休み明けで参戦

2025年04月09日 11:30

昨年の阪神JFを制したアルマヴェローチェ(昨年12月撮影、ユーザー提供:さめさん)

 昨年の阪神JFを制したアルマヴェローチェ(牝3、栗東・上村洋行厩舎)が、桜花賞(3歳牝・GI・芝1600m)でGI・2勝目を狙う。

 アルマヴェローチェは父ハービンジャー、母ラクアミ、母の父ダイワメジャーの血統。母はJRAで3勝。祖母のレイズアンドコールは同じく5勝で、06年のアイビスSDで3着の実績がある。そして叔父のモンドキャンノは16年の京王杯2歳Sを制し、朝日杯FSで2着。同じくカリボールは昨年の福島テレビオープンの覇者だ。

 ここまで3戦2勝。昨年8月に札幌でデビュー勝ち。続く札幌2歳Sはマジックサンズからハナ差の2着だった。その後は放牧を挟み、阪神JFに直行。中団から直線で外に進路を取ると、鋭く伸びて差し切り、2歳女王の座に就いた。今回は当時以来、4カ月ぶりの実戦。それだけに仕上がりがカギだが、優勝候補の1頭であることは間違いない。

 グレード制導入後にこれまで桜花賞に参戦した2歳GI勝ち馬は27頭。その成績は【6-6-2-13】の勝率22%。勝ったのは92年のニシノフラワー、01年のテイエムオーシャン、09年のブエナビスタ、10年のアパパネ、21年のソダシ、23年のリバティアイランドの6頭のみとなっている。さぁ、アルマヴェローチェはどうなるか。願わくは唯一のGI馬らしく、強い競馬を見せてほしい。

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