初勝利を目指すハリウッドメモリー(24年9月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
G1を2勝したダノンスマッシュの全妹となるハリウッドメモリー(牝3、栗東・長谷川浩大厩舎)が、土曜福島2Rの3歳未勝利(芝1200m)で初勝利を狙う。
ハリウッドメモリーは父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット、母の父ハードスパンの血統。全兄のダノンスマッシュは20年の香港スプリント、21年の高松宮記念など、G1・2勝を含む重賞8勝の名スプリンター。祖母のハリウッドワイルドキャット(Hollywood Wildcat)は93年のBCディスタフなど、米でG1・3勝の名牝。伯父のウォーチャント(War Chant)は00年の米G1・BCマイル、同じくイワンデニソーヴィッチ(Ivan Denisovich)は05年の英G2・ジュライSを制している。
ここまで6戦0勝。それでも3回の2着を含め、前々走の12着を除いた5戦で掲示板を確保している。とりわけ初の芝1200mだった前走は勝ち馬に2馬身半差をつけられたとはいえ、好時計決着の2着だから中身あり。初勝利は手が届くところにある。再度のスプリント戦となる今回こそは、待望の初勝利といきたい。