桜花賞は道悪濃厚 ダンツエランが高配の使者になるか

2025年04月11日 17:00

道悪は歓迎のダンツエラン(24年11月撮影、ユーザー提供:mosanさん)

 桜花賞当日の阪神競馬場は雨が降りそうな雰囲気だ。そこで道悪になった場合の注目馬をピックアップしたい。

 まずはシンプルに考えよう。1頭目はメンバー中唯一、芝の重〜不良で勝ち鞍があるダンツエラン(牝3、栗東・本田優厩舎)だ。昨年のファンタジーSは不良もなんのその、好位直後から渋太く脚を使い、大接戦を制しての重賞初制覇だった。その後の2戦は結果が出ていないが、阪神JFはスタート直後の接触、フィリーズレビューは休み明けが堪えた印象なので、見限るのは早計だ。今年のGI・3戦を全て制しているロードカナロア産駒とあって、血の勢いにも期待したい。

 人気馬ではエリカエクスプレス(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)を推したい。注目点は母の父のガリレオ(Galileo)。母の父ガリレオの馬はJRAの芝の重〜不良で【10-8-10-52】の勝率13%、複勝率35%。回収率は単複ともに130%オーバーだから、相当に優秀だ。馬体を見てもパワフル、かつ低重心なので、道悪はプラス。他馬が荒れ馬場を苦にする中、後続をグングンと突き放すシーンがあっても驚けない。

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