【天皇賞(春)】ディープインパクト産駒が2年ぶりのGI制覇なるか 豪華3頭出しだ

2025年04月29日 18:45

天皇賞(春)2025に出走予定のジャスティンパレス(今年4月撮影、ユーザー提供:Daigoさん)

 ディープインパクト産駒が2年ぶりのJRA・GI制覇なるか。天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)にジャスティンパレス(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)、シュヴァリエローズ(牡7、栗東・清水久詞厩舎)、プラダリア(牡6、栗東・池添学厩舎)の3頭が参戦する。

 ディープインパクト産駒はこれまでJRA・GIを72勝。11年から23年までは13年連続で勝利していた。しかし、24年は延べ16頭が走り、ヴィクトリアマイルのフィアスプライド、有馬記念のシャフリヤールの2着が最高着順で、連続年勝利記録がストップした。そして今年は大阪杯に2頭、中山グランドジャンプに1頭が出走したが、やはり勝利には手が届いていない。

 天皇賞(春)には3頭が参戦する。エース格のジャスティンパレスは2年前の天皇賞(春)の勝ち馬。その後は勝利こそないものの、24年の宝塚記念(10着)を除く8戦で勝ち馬から0秒5差以内の接戦を演じている。3000m以上では22年の菊花賞が3着、23年の阪神大賞典と天皇賞(春)が1着と好成績。ここで復活といきたい。

 他の2頭も実績十分だ。シュヴァリエローズは昨秋に京都大賞典、ステイヤーズSとGIIを連勝。前走の日経賞は道悪が堪えて12着に大敗したが、良馬場なら巻き返しがある。もう1頭のプラダリアは京都でGII・2勝の舞台巧者。近走は勝ち負けに加われていないが、持ち味の長くいい脚を生かせる展開に持ち込めれば、見せ場以上があっていい。

 ディープインパクト産駒は天皇賞(春)を19年と20年のフィエールマン、21年のワールドプレミア、23年のジャスティンパレスで4勝しているが、複数頭が出走した年に限れば4連覇中となる。ならば、今年も期待大。19年以来、レース史上2回目となる「ディープ丼」があっても驚けない。

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