日本ダービー2025に出走予定のレディネス(撮影:下野雄規)
横山典弘騎手がレディネス(牡3、栗東・昆貢厩舎)で、史上4人目となる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の連覇を狙う。
横山典弘騎手はこれまで日本ダービーに27回騎乗。09年にロジユニヴァースで初制覇。その後も14年にワンアンドオンリー、24年にダノンデサイルで制し、武豊騎手の6勝に次いで現役2位の3勝を挙げている。
今年のパートナーはレディネスだ。横山典弘騎手とのタッグで多くの重賞を制している昆貢調教師の管理馬。今年2月に東京でデビュー勝ち。続く弥生賞はキャリアの浅さも影響したのか、1秒0差の8着に敗れたが、これが実力ではなかった。前走のプリンシパルSでは後方から直線で内を突き、グイグイ伸びて差し切り。見事に日本ダービーの優先出走権を獲得した。まだまだ成長途上の印象はあるが、このメンバーでもポテンシャルは引けを取らないだろう。
横山典弘騎手にとっては自身が持つ56歳3カ月4日の最年長日本ダービー勝利記録の更新、そして武豊騎手、四位洋文元騎手、福永祐一元騎手に続く、史上4人目の日本ダービー連覇がかかる一戦となる。ちなみに横山典弘騎手の過去3勝は1番、2番、5番と内枠ばかり。1〜3枠では【3-3-0-7】と驚異的な成績を残している。レディネスも内枠ゲットなら、好勝負の可能性大といえそうだ。