ゴール前でぐいっと抜け出し大阪杯を制したポタジェ(中央)=2022年
JRAは21日、22年大阪杯覇者の
ポタジェ(牡8歳、栗東・友道)の競走馬登録を同日付で抹消したと発表した。今後は、北海道浦河町の
イーストスタッドで種牡馬になる予定だ。
友道師は「ケガはありましたが、最後まで無事に走ってくれました。勝負根性のすごい馬で、大阪杯も勝ってくれました。ダートでも走りそうな感じで、ディープ産駒っぽくないディープでした。芝でもダートでも走れるような子どもを出してくれるんじゃないかなと思います」とエールを送った。
19年9月にデビュー戦Vを飾ると、続く黄菊賞、プリンシパルSで2着に好走。3歳夏以降に4連勝と破竹の勢いで白富士Sを制した。2度目のG1挑戦となった22年大阪杯では、8番人気ながら勝利を収め、重賞初制覇がG1タイトル奪取となった。5月のかしわ記念(右前肢ハ行で競走中止)がラストランとなった。通算成績は24戦6勝。獲得賞金は3億5800万円。