「POG2歳馬特選情報」(21日)
POG2歳馬情報のコーナーがスタート。辻野厩舎の素質馬をご紹介します。
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ルートサーティーン(牡、父
イスラボニータ)の母サーティーンスクエアドはサンタ
アニタオークス3着など米重賞の好走馬。辻野師は「
イスラボニータらしいマイラーっぽい馬。気の強そうなところがうまい具合に向いてくれれば」と芝向きの
スピードタイプとみている。
デトロイトカフェ23(牡)の父
キセキは角居厩舎時代に助手として、その後は調教師として手掛けた。「父によく似た馬。デビューを急ぐつもりはありませんが、育成は順調と聞いていますし、能力はありそう。距離は欲しいところ」と期待する。
コントレイル産駒の
ポッドリプル(牡、母エピストロフィー)は叔父に仏G3勝ち馬がいる血統で兄2頭も厩舎で管理。「きょうだいとの比較で少し小さいかもしれませんが、身のこなしは良さそう」。早期デビューを目指している。
ゲフィオン(牝、父
エピファネイア)は祖母エアグルーヴにつながる名門牝系で母グルヴェイグも重賞勝ち馬。「走っている血統でもありますから非常に楽しみ。少し小ぶりですが、育成の評価も高い」と期待は大きい。
エアルーティーン23(牝、父
シスキン)は半兄が24&25年の大阪杯を連覇した
ベラジオオペラ。「見た目もいい馬ですし、
スピードがありそう。中距離はこなしてほしい」と兄に続く活躍に期待がかかる。