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【安田記念】24年高松宮記念覇者のマッドクール 3年4カ月ぶりマイル戦でGI・2勝目なるか

2025年06月04日 18:30

安田記念2025に出走予定のマッドクール(24年3月撮影、ユーザー提供:お気楽さん)

 24年の高松宮記念覇者のマッドクール(牡6、栗東・池添学厩舎)が、安田記念(3歳上・GI・芝1600m)でGI・2勝目を狙う。

 マッドクールは父Dark Angel、母Mad About You、母の父Indian Ridgeの血統。父は典型的なスプリンターで、07年の英G1・ミドルパークSの覇者。母は09年の愛G3・グラッドネスSの勝ち馬。08年の愛G1・愛1000ギニー、同じく愛G1・愛プリティポリーSは2着だった。

 ここまで16戦6勝。23年のシルクロードSが3着、スプリンターズSが2着など、重賞で悔しいレースが続いたが、24年の高松宮記念においてGIで重賞初制覇を果たした。その後は香G1・チェアマンズスプリントプライズが11着、スプリンターズSが12着と2桁着順を並べたものの、阪神Cが健在を示す2着。前走の高松宮記念でも外有利の馬場の中、最内枠から0秒8差の6着だから、悪い競馬はしていない。安定感には欠けるものの、まだまだ一線級で戦える力は秘めている。

 今回は22年1月の新馬で3着に敗れて以来、実に3年4カ月ぶりとなるマイル戦がカギだ。血統や馬体からは微妙に長い印象を受けるが、地力でカバーできるか。高松宮記念覇者の戴冠となれば、90年のオグリキャップ、13年のロードカナロアに続き、12年ぶり3頭目。高松宮記念がGIに昇格した96年以降に限ると2頭目となる。歴史的スプリンターに続く偉業達成を楽しみに待ちたい。

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