6月8日(日)は東京・阪神の2場開催となっている。
■安田記念で
ジャンタルマンタルがGI・3勝目を狙う
東京11Rは芝1600mの安田記念(GI)。
ジャンタルマンタルは前走の香港マイルこそ大敗を喫したが、2走前には同舞台で行われたNHKマイルCを制覇。朝日杯FSも勝っており、マイルでのポテンシャルはメンバー屈指だ。約半年の休養明けとなるが、地力の高さでGI・3勝目を目指す。対するはマイルで巻き返しを狙う重賞3勝の
シックスペンス、前走ドバイターフを制しGI・2勝目を挙げた
ソウルラッシュなど。
■水無月Sで
キタノズエッジが3連勝に挑む
阪神11Rはダート1200mの水無月S(OP)。
キタノズエッジは鋭い末脚で2連勝してOP入り。特に前走の巨椋池Sは昇級戦ながら強い勝ち方を見せた。短距離ダートでの安定感は抜群で、勢いに乗ってOPクラスも一気に突破する可能性は十分だ。対するは前走ドバイゴールデンシャヒーンで4着と健闘した
クロジシジョー、カペラSで4着の実績がある
サンライズアムールなど。
■小金井特別で
サノノワンダーがクラス突破を狙う
東京12Rはダート1600mの小金井特別(2勝)。
サノノワンダーは前走、3歳OPクラスの青竜Sで3着と健闘。2走前には同舞台の1勝クラスを快勝しており、コース適性は証明済みだ。古馬との初対戦も斤量差を生かして確勝を期す。対するは前走の同舞台で2着と好走した
レッドダンルース、前走の青梅特別で3着に入った
マンダリンボレロなど。
■洲本特別は
ベルジュロネットが巻き返す
阪神10Rはダート1400mの洲本特別(2勝)。
ベルジュロネットはダートに転向後、未勝利、1勝クラスを連勝。前走はOP特別の青竜Sに挑戦し4着と強力メンバー相手に好走。今回は古馬との対戦になるが、あっさりとクリアしてもおかしくない。対するは堅実で力上位の
ワーズワース、前走でクラスに目処を立てた
リネアグローリアなど。
■八王子特別で
フィリップがクラス突破なるか
東京10Rはダート1400mの八王子特別(2勝)。
フィリップは昇級後の吹田特別で3着、立川特別で2着と堅実な走りを見せている。ここでは先行力も魅力で、クラス突破へ向けて期待が高まる。対するは4走前に同舞台のオキザリス賞で
チカッパに勝っている
ノヴァエクスプレス、前走同条件で2着の
フラーハなど。
■香港ジョッキーCTで
ウィクトルウェルスが3連勝に挑む
東京9Rは芝2000mの香港ジョッキーCT(2勝)。
ウィクトルウェルスは新馬戦こそ2着だったが、続く未勝利戦、前走のゆりかもめ賞と連勝。今回は約4カ月の休み明けとなるが、その素質は高く評価でき、3連勝でのクラス突破に期待がかかる。対するは2走前の山吹賞勝ちの実績がある
ダイシンアポロン、前走で1勝クラスを勝って勢いに乗る
エランなど。
■東京8Rで
キングノジョーが巻き返しを期す
東京8Rは芝1600mの3歳上1勝クラス。
キングノジョーは新馬勝ちの後、京成杯4着、毎日杯8着と重賞の舞台を経験。半兄にG1馬
ジャスティンパレスを持つ良血馬で、秘める素質は高い。今回は初のマイル戦となるが、自己条件に戻れば地力が違うはず。巻き返しに期待だ。対するは前走で既走馬相手の未勝利を勝ち上がった
シャンクス、前走で芝に目処を立てた半兄にG1馬
ドウデュースを持つ
エンダードラゴンなど。
■阪神12Rで
ホーリーブラッサムが2勝目を狙う
阪神12Rは芝1400mの3歳上1勝クラス。
ホーリーブラッサムは2走前のフィリーズレビューで大敗を喫したが、自己条件に戻った前走ではきっちり2着を確保し、巻き返した。新馬勝ちの素質は確かで、ここでクラス突破を狙う。対するは全姉に三冠牝馬
デアリングタクトを持つ良血
デアリングエア、現級で連続2着の
メイショウサチダケなど。
■阪神6Rで良血
スタードメイソンが初陣を迎える
阪神6Rは芝1800mの3歳未勝利。
スタードメイソンが待望のデビュー戦を迎える。母はオークス、阪神JFを制したG1・2勝馬
ソウルスターリングという良血で、その走りには大きな期待が寄せられている。ポテンシャルの高さをいきなり見せつけることができるか、初陣に注目だ。対するは同じくデビュー戦のヒス、休み明けの前走が好内容だった
ジョワイユノエルなど。
■東京5Rの新馬戦で3.9億円の
ダノンヒストリーなどがデビュー
東京5Rは芝1800mの新馬戦。セレクトセール1歳3億9000万円(税抜き)、半兄に22年共同通信杯を勝った
ダノンベルーガ(父ハーツクライ)がいる、
エピファネイア産駒の
ダノンヒストリーがD.レーン騎手でデビューする。また、セレクトセール1歳9200万円(税抜き)
スワーヴリチャード産駒の
グリーンエナジーが戸崎圭太騎手でデビューする。
■東京6Rの新馬戦で
ウーマンズハートの仔
タフクッキーなどがデビュー
東京6Rは芝1400mの新馬戦。19年新潟2歳S(GIII)を勝った
ウーマンズハートの仔で
ロードカナロア産駒の
タフクッキーが川田将雅騎手でデビューする。
■地方競馬で2重賞
・水沢競馬場では18時15分に東北優駿(重賞)が行われ、前走・ダイヤモンドC(重賞)で2着の
リケアカプチーノなどが出走する。
・金沢競馬場では18時05分に百万石賞(重賞)が行われ、前走の利家盃(重賞)を勝った
マンガンなどが出走する。