11日、門別競馬4Rで行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(2歳新馬・ダ1000m)でブラックオレンジ(牡2、北海道・山口竜一厩舎)が1着となり、ワールドプレミア産駒の初勝利となった。
ワールドプレミアは父ディープインパクト、母マンデラ、母の父Acatenangoの血統。全兄ワールドエースは14年のマイラーズC覇者で、半弟ヴェルトライゼンデは23年日経新春杯と22年鳴尾記念を制している。16年のセレクトセール当歳では2億4000万円の値が付いた。現役時代は芝の中長距離戦で活躍し、19年菊花賞、21年天皇賞(春)とGI・2勝を挙げた。今回勝利したブラックオレンジは父ワールドプレミア、母メイショウフクイク、母の父アルデバランIIという血統となっている。
引退後は優駿スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度は53頭に種付けを行い、うち25頭が血統登録されている。6月5日にデビューしたプレミアフルーツ(牝2、北海道・村上正和厩舎)に続く、2頭目の産駒出走で父に初白星を届けた。