東京11Rのパラダイスステークス(3歳以上オープン・リステッド・芝1400m)は14番人気
カリボール(菊沢一樹騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒7(稍重)。2馬身半差の2着に4番人気
ベガリス、さらにアタマ差の3着に7番人気
ハクサンバードが入った。
カリボールは栗東・西村真幸厩舎の9歳牡馬で、父
ジャスタウェイ、母レイズアンドコール(母の父サクラバクシンオー)。通算成績は42戦6勝。
レース後のコメント
1着
カリボール(菊沢一樹騎手)
「ゲートを出るようになっていると聞いていました。前回は被されてからやめる感じがあったということなので、そうならないようにしようと思いました。元気が良くて、道中は引っ掛かり気味だったのですが、気分が良い感じだったので、行ってしまおうと思いました。こういう湿った馬場も上手なのは分かっていたので、良い時に乗せていただきました」
2着
ベガリス(藤懸貴志騎手)
「好スタートで普段通りの競馬ができました。途中から勝ち馬に外からつつかれましたが、
ベガリス自身は安定して走れています。厩舎が工夫して仕上げてくれるのもありがたいです」
3着
ハクサンバード(小崎綾也騎手)
「馬場はこなせると思っていました。あとは馬場が悪くなった時のキック
バックやメンタル面がキーポイントでした。しかし、こなしてくれて、馬を褒めてあげたいです。いつもやっていることは変わらずで、好位で同じリズムを刻めるのがこの馬の持ち味です。昇級戦でしたが、良い内容で走ってくれました。ラチ沿いを狙っていて、馬がそれに応えてくれました」
4着
シャドウフューリー(津村明秀騎手)
「肝心要のゲートの中がどうしても落ち着けません。その他は前よりも落ち着いてきたのですが、ゲートだけは良い態勢で出られません。理想よりも2、3列後ろになってしまいました。よく来ているのですが......」
5着
コンバスチョン(木幡巧也騎手)
「芝で一回乗って4着で、前回もダートで乗ったのですが、芝の走りの方が乗っていてはまりが良いです。最後も脚を使えていました。タイミングやメンバーが合えばしっかりと脚を使えると思います。センスはとても良いですし、まだまだやれそうです」