24年の北九州記念を制したピューロマジックと松山弘平騎手(c)netkeiba
今週から夏の小倉競馬が始まる。僅か4週というのは短すぎる気もするが致し方なし。少しでも馬券で儲けられるよう、昨年の開催で活躍が光ったジョッキーを紹介しよう。
イチ押しは2年ぶり4回目の開催リーディングに輝いた松山弘平騎手だ。61戦で【13-9-8-31】の勝率21%、複勝率49%。これだけの騎乗数がありながら、単複ともに回収率がプラスというのが凄い。北九州記念では3番人気のピューロマジックで鮮やかな逃げ切り。プロキオンSでは12番人気のマリオロードを3着に導き、穴党の味方にもなった。
もう一人、目が離せないのは小沢大仁騎手だ。39戦で【4-3-6-26】の勝率10%、複勝率33%。回収率は単勝が252%、複勝が406%で、騎乗回数が20回以上の騎手に限ると、ともに1位だった。2桁人気に限っても【1-1-3-11】の好成績だから、名前を見つけたらとりあえず買っておく、というスタンスでもいいだろう。
他では宮崎Sで単勝123倍のクレスコジョケツを勝利に導いた藤懸貴志騎手、新馬で3勝を挙げた永島まなみ騎手のファインプレーも目立った。これらの騎手を馬券に組み込み、少し早めのボーナスゲットといきたい。