しらさぎS2025に出走予定のデビットバローズ(今年3月撮影、ユーザー提供:さめさん)
東京は土曜に続き、日曜も芝ダートともに良となる。芝はC→Dコース替わりで高速馬場のまま。まだインコースが使えるので、ある程度の位置で運んだ方がいい。外差しは展開が嵌まらないと厳しいだろう。ダートは逃げ先行馬が押し切るシーンが目立つが、2〜3着には待機組も突っ込んできている。土曜はドレフォン産駒が3勝した。
阪神も東京と同じく、芝ダートともに良。芝は先週に比べると、直線で外に進路を取った馬の活躍が目立つ。土曜の6鞍で連対した12頭は全て4〜8枠だった。ダートはペース次第。流れれば中団以降の組にも出番がある。
函館は土曜夜から日曜昼にかけて雨が降るので道悪だろう。土曜は高速決着→逃げ先行有利だったが、時計がかかれば全く違う馬場になる可能性が高い。トラックバイアスの変化に注意を払いたい。ステイゴールドの血を引く馬は要チェック。ダートは馬場状態に関係なく、前で運んだ馬に分がある。
【注目馬】
東京11R・フィールシンパシー…人気馬が中〜外枠に集まったので、穴なら内を突けるタイプだろう。本馬は東京マイルの3勝クラスを1分31秒9で勝った実績があり、高速決着は歓迎。先行策から馬券圏内に粘り込む。
阪神11R・デビットバローズ…着差のつきにくいスローで2馬身半差の完勝だった前々走が秀逸だった。今回は距離が200m短くなるものの、やはりペースが落ち着きそう。土曜の傾向から外目の10番枠も歓迎なので、当時の再現を期待したい。
函館9R・ウインデイジー…土曜の函館芝で好調だったステイゴールド系。未勝利を不良で勝っているので、道悪になればなお良し。好調・丹内騎手の手綱にも期待したい。