デビューを目指すチェルヴァーラ(c)netkeiba、撮影:井内利彰(写真は6月24日)
◆
ベレシート(26日・城谷)
母は19年秋華賞などGI4勝の名牝
クロノジェネシス。その初子でPOGで評判になっている
ベレシート(牡2歳、栗東・斉藤崇、父
エピファネイア)が北村友を背に栗東CWをキャンターで1周。全体的に馬体が厚ぼったく、まだまだ未完成だが、手先の軽さや素直な気性は母にそっくり。これから本格的な調整に進んでいくだろうが、日に日に良くなるのは間違いなく、楽しみでならない。
◆
パトローナス(26日・安里)
7月20日の小倉新馬戦(芝1800m)でのデビューに向けて、栗東坂路で4F55秒8-12秒4の初時計をマークした
パトローナス(牡2歳、栗東・高橋亮、父
フィエールマン、母エルビッシュ)。「牧場での評価も高かった馬。まだ気性の幼さはありますが、背中の感触が良くていい走りをします」と喜多助手も素質の良さを感じている。
◆
サンセリテ(26日・石渡)
札幌日経OPを勝ち、目黒記念で2着した
ディアスティマの異父妹
サンセリテ(牝2歳、美浦・鹿戸、母スウィートリーズン)が美浦入り。本日、坂路を軽めのキャンターで調整。水分を含んだ馬場でも力負けすることなく、しっかりとした脚勢で登坂できていた。新種牡馬
コントレイル産駒でもあり、注目したい馬だ。
◆
ロールスワン(26日・河西)
新種牡馬
ダノンプレミアム産駒の
ロールスワン(牡2歳、栗東・中内田、母スワンリヴァー)がゲート練習を行い、13秒1-12秒5をマークした。機敏なフットワークが目につき、時計以上に素軽さを見せた。近親に海外でG1を2勝した
フォトコールがいる血統馬。新馬戦から注目したい。
◆
チェルヴァーラ(26日・竹村)
チェルヴァーラ(牡2歳、栗東・松下、父
エピファネイア、母チェッキーノ)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った(鞍上は北村友)。先行する形だったとはいえ、残り300mで馬体を併せると自ら加速して最後まで抜かせなかった。時計も6F83秒0-11秒4と上々で追うごとに反応は良くなっている。半姉
チェルヴィニアはオークス、秋華賞を制した実績馬だけに、血統的にも先々まで楽しみな一頭だ。
◆
クラディスティーナ(26日・常木)
先週の函館でデビュー勝ちを決めた
クラディスティーナ(牡2歳、美浦・清水英)は函館2歳S(7月20日・函館、芝1200m)を目標に調整される。
◆
「競馬新聞 デイリー馬三郎」は、JRA開催全場の馬柱を完全掲載&全レース予想!最強の馬三郎取材陣40名超の予想がご覧いただけます。パソコン向けサービスで、在宅での競馬ライフにピッタリ!詳しくは
こちらでご確認ください。
※リンク先はパソコン向けのページとなっております