「新馬戦」(29日、函館)
日曜函館5R(芝1200メートル)でデビューする
セイウンダイフク(牡2歳、父
サンダースノー、栗東・宮本)。母ニシノマメフクと同様にユニークなネーミングながら、動きはシャープかつ力強い。初陣Vが十分に狙える好素材だ。
26日時点での馬体重は434キロと小柄だが、実はしっかりと詰まっている。河村助手は「この時期にしてはガチッとして
バランスもいい。素軽いですし、前向きさもあって2歳戦にぴったりですよ」と高く評価する。函館芝での最終追い切りは、馬なりで5F69秒6-52秒9-12秒6をマーク。「
パワーがあって、洋芝も問題なかったです」と自信を深めた。
鞍上にはレジェンド武豊を迎える。「ゲートの天才ですからね。全幅の信頼を寄せています」と改めて死角なしを強調。勝利で福を呼び込みたい。