6月28日(土)は福島・小倉・函館の3場開催。27日正午の馬場状態は、福島が芝ダートともに良、小倉が芝良・ダート稍重、函館が芝稍重・ダート重となっている。
■青函Sは
ペアポルックスが
スピード上位
函館11Rは芝1200mの青函S(OP)。
ペアポルックスは前走の函館スプリントSで好位から運んで勝ち馬
カピリナから0.4秒差の5着。3走前のオーシャンSではGI馬
ママコチャと差のない2着に入っていて、ここでは力上位だ。対するは前走が見せ場十分だった
ジョーメッドヴィン、近2走が堅実な
ティニアなど。
■バーデンバーデンCで
アンゴラブラックが3連勝を狙う
福島11Rは芝2000mのバーデンバーデンC(3勝)。
アンゴラブラックは前々走で2勝目を挙げると、続く前走の野島崎特別も勝利し現在2連勝中。昇級初戦となるが、その勢いは本物で、3連勝でのOP入りに期待がかかる。対するは前走の美浦Sで2着だった
ワイドアラジン、休み明けを叩かれた
アスクナイスショーなど。
■博多Sで堅実
サイモンザナドゥがOP入りを狙う
小倉11Rはダート1700mの博多S(3勝)。
サイモンザナドゥは4走前に崩れた以外は堅実で、ここでも能力上位。ここで勝ち切ってOP入りなるか。対するは小回り適性高そうな
マッシャーブルム、大崩れが少ない
フェルヴェンテなど。
■洞爺湖特別で
カネラフィーナが3連勝に挑む
函館10Rは芝2000mの洞爺湖特別(2勝)。
カネラフィーナは距離を伸ばした2走前の未勝利、前走のミモザ賞と連勝中で勢いに乗る。今回は約3カ月の休み明けで昇級戦となるが、まだ底を見せておらず、素質開花をアピールできるか注目だ。対するは
アパパネの仔
バードウォッチャー、休み明けを叩かれた
マイノワールなど。
■いわき特別で
ナルカミが連勝に挑む
福島10Rはダート1700mのいわき特別(2勝)。
ナルカミは新馬戦を大差勝ちして臨んだ2戦目は断然人気を裏切る格好になったが、3戦目で巻き返し改めて能力の高さを示した。ここも続けて突破可能。対するは近2走連続で2着と堅実な
ライジンマル、条件が合いそうな
タナサンブラックなど。
■柳川特別で
ミッキーゴールドが自己条件で再始動
小倉10Rは芝1800mの柳川特別(2勝)。
ミッキーゴールドは若駒Sで2着、若葉Sで3着とリステッド競走で好走を続けてきた実力馬。自己条件に戻る今回は確勝を期す。対するは2走前にアルメリア賞を勝った
テレサ、前走の聖護院特別で2着の
バレルターンなど。
■函館4Rで
キタサンブラックの弟
アルマデオロが初勝利に挑む
函館4Rは芝2000mの3歳未勝利。
アルマデオロは半兄にGIを7勝した
キタサンブラックを持つ良血馬。近走は2着が2回と、勝利まであと一歩の競馬が続いている。初の函館コースとなるが、ここでしっかりと勝ち上がりを決めたい。対するは3走連続2着と堅実な
アスクデッドヒート、前走3着で洋芝適性を示した
カリータフェリスなど。
■節目の勝利までわずか
・武藤雅騎手、JRA通算200勝まであと1勝、福島で7鞍に騎乗。
・泉谷楓真騎手、JRA通算100勝まであと1勝、小倉で1鞍に騎乗。
・横山琉人騎手、JRA通算100勝まであと1勝、福島で9鞍に騎乗。
・原優介騎手、JRA通算100勝まであと2勝、福島で5鞍に騎乗。