天皇賞・春で2着だった
ビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口)が凱旋門賞・G1(10月5日・仏パリロンシャン)に挑戦することが28日、分かった。管理する坂口師が明かした。
前哨戦にはフォワ賞・G2(9月7日・仏パリロンシャン、芝2400メートル)を選択。ともに鞍上は調整中としている。坂口師は「8月上旬あたりに(栗東へ)帰厩させて、
クロワデュノールと一緒に出国します。極端に悪い馬場だったら分かりませんが、(欧州の)馬場適性自体はあるのかなと思って連れて行きます」と見通しを語った。
同馬は23年12月にムルザバエフの手綱で新馬勝ち。続く翌年のきさらぎ賞では、ピーヒュレクの手綱で重賞初制覇を飾った。その後は牡馬クラシックを“皆勤”。初の海外遠征となった2走前のサウジアラビアで行われたG2・レッド
シーターフHCをマーフィーの手綱で制すると、前走の天皇賞・春ではシュタルケとのコンビで2着に奮闘していた。
今年の日本馬による凱旋門賞への挑戦表明は、27日に発表されたダービー馬
クロワデュノールに続いて2頭目となった。