デビュー戦を勝利で飾ったロスパレドネス(左)(カメラ・荒牧 徹)
6月29日の福島でデビュー勝ちを果たした良血馬に注目が集まっている。福島5R・2歳新馬(芝1800メートル=13頭立て)を勝ったのは、クリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだ
ロスパレドネス(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎、父
ドレフォン)。皐月賞馬
ジオグリフの全弟が見事に初陣を勝利で飾った。
デビューから単勝オッズが2・2倍の1番人気に支持された
ロスパレドネス。パドックではかなり馬っ気を出すなど不安な面も見られたが、ゲートはスムーズに対応した。道中は少し縦長の展開になった中団の6番手を追走。直線で外に誘導されると、上がり3ハロンが12秒4―12秒1―12秒0の加速ラップを楽な手応えで抜け出し、ノーステッキのまま後続に2馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。
全兄
ジオグリフは21年6月29日にルメール騎手を背に東京で新馬勝ち。2戦目の札幌2歳Sで重賞初制覇を飾り、春は皐月賞でG1タイトルをゲットした。
全弟のデビュー戦勝利にSNSでは「完勝やな」「強い勝ち方でしたね」「福島の開幕週で中団から外回して楽に勝ったのは能力が違う」「パドックであれだけ馬っ気を出していたのに」「勝ちっぷりも見事」「兄貴と同じローテになるだろうな」「強すぎる!!」「豪快な勝ち方w」「ここでは一枚上だったね」「余裕だったな」「馬っ気なんか関係ないくらい強かった」「豪快にぶち抜いたなぁ」「センスを感じる走り」「あんなにギンギンになってたのに」「レベルが違うか」など驚きのコメントが寄せられている。