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【北九州記念】重賞2着2回クラスペディアが開業2年目の河嶋厩舎に初タイトルもたらす「状態良く、順調にここまでこられている」

2025年07月02日 06:15

河嶋厩舎の初タイトルも懸かるクラスペディア(馬上は主戦の小崎)

◆第60回北九州記念・G3(7月6日、小倉競馬場・芝1200メートル)

 サマースプリントシリーズ第2戦、第60回北九州記念・G3(6日、小倉)に、開業2年目の河嶋厩舎は重賞初Vを懸けてスプリント重賞2着2回のクラスペディアを送り出す。

 厩舎の期待馬で重賞初制覇に挑む。開業2年目の河嶋調教師が北九州記念に送り出すクラスペディア。1日は栗東・坂路を56秒8(―14秒8)と速めの全体時計で駆け抜けた。「今日もだいぶ気合が乗っていた。状態良く、順調にここまでこられている」と思い通りの調整過程に笑顔を見せた。

 前走の葵Sは、昨夏の小倉2歳S(2着)以来5戦ぶりに距離を1200メートルに戻した。その理由について「もともと、いずれは千二に寄っていくんだろうなと思っていた。ファルコンSでスピードを殺すような形になってしまったので、切り替えて千二で生かす形に」とトレーナーは語る。持ち味を最大限に発揮するためには6ハロン戦が最適との判断だった。

 レースは8枠15番から果敢にハナを奪うと、ハイペースで差し優勢の決着のなかゴール寸前まで粘りを見せて2着。「強引になったけど、最後まで粘って結果を出してくれた。あの形が合っているのかな」と次戦につながる内容を評価した。

 右にもたれる癖も徐々に改善され、着実に力をつけている。前走で敗れたアブキールベイとの斤量差が1キロに縮まるなど、今回もチャンスは十分だ。「いずれは重賞を勝たないといけない馬。それがここ(北九州記念)だったらいいですね」。若き指揮官と3歳馬のコンビは、これが6度目の重賞挑戦。もう2着はいらない。今度こそ、タイトルをつかみ取る。(山本 理貴)

 ◆河嶋 宏樹(かわしま・ひろき)1984年10月24日、兵庫県生まれ。40歳。08年にJRA競馬学校厩務員課程に入学。同年8月から栗東・中竹厩舎で厩務員となり、調教助手を経て24年3月に栗東で開業。JRA通算18勝。

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