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【北九州記念】昨年2着ヨシノイースターが重賞初制覇へ万全の仕上げ 中尾調教師「反応も良かった」

2025年07月03日 06:00

単走でスムーズな動きを見せたヨシノイースター

◆北九州記念追い切り(2日・栗東トレセン)

 サマースプリントシリーズ第2戦、第60回北九州記念・G3(6日、小倉)の追い切りが2日、栗東トレセンなどで行われた。昨年2着のヨシノイースターは、坂路をリズム良く駆けて52秒6―11秒7をマーク。7歳での重賞初制覇に向け、万全の仕上がりとなった。

 俊敏な身のこなしで駆け抜けた。昨年の2着馬で、重賞初制覇を狙うヨシノイースターは栗東・坂路を単走。序盤から機敏なフットワークで入り、ラスト1ハロンで鞍上が手綱を押してゴーサイン。素早くギアを上げて小気味いいリズムを刻み、上々の伸び脚で52秒6―11秒7をマークした。

 中尾調教師は「しまいは仕掛けて反応を確認した。予定通りの内容で反応も良かった。感覚的には、いい状態をキープしている」と仕上がりに手応え。3歳6月の初勝利後、昨秋のセントウルSの後、蹄の状態が悪くなり2度の長期休養があったが、トレーナーは「爪で休んでいる期間が長かったけど、最近はトラブルがない。体質も安定して落ち着きがある」と不安なしを強調する。

 前走の春雷Sはそれを裏付けるような勝ちっぷり。トップハンデの57・5キロで鮮やかに抜け出した。「(2着だった)去年も調子が良かったけど、前走の勝ち方も強かった。力は出せる状態」。今年の高松宮記念を制したサトノレーヴ、重賞5勝のトウシンマカオと接戦を繰り広げた昨年と遜色ない出来にある。

 今回もトップハンデで、前走から0・5キロ増の58キロ。23年に定量戦の船橋S(3勝クラス)で勝っているが、指揮官は「斤量はこなせるけど、他馬との比較だからね。展開や流れで逆転するしかない」とハンデ差をカギに挙げた。克服すれば、秋のG1挑戦が視界に入ってくる。前走からコンビを組む大ベテランの内田が引き続き騎乗。勢いある7歳馬が、5度目の重賞出走で壁を打ち破る。(山本 理貴)

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