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「朝晩のひんやり」JRA北海道シリーズは馬にも人にも暑熱対策に一役買っている

2025年07月09日 16:00

函館競馬場のパドック

◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 競馬記者となって1年が過ぎた。慌ただしかった春のG1シーズンも終わり、6月末からはローカル競馬場で開催される夏競馬がスタート。担当記者の1年間で、最も仕事の開始が早いのはこの時期だ。

 現在の栗東トレセンの馬場開場時刻は、午前5時。取材もその時間から始まる。なぜこんなにも早いのか? それは、競馬界が「馬ファースト」の世界だからだ。サラブレッドは一般的に暑さに弱いとされ、この時期の取材では各陣営から「夏バテは我慢しているけど…」「この気温でぎりぎりかな」という話を多く耳にする。有力馬が夏場を休養に充てるのもこのためだ。早朝の4時半でもトレセンの気温は26度前後と蒸し暑い。馬の負担を極力減らすため、30度を超える猛暑となる前に調教を行っている。逆に、寒さが厳しい冬場は、午前7時に調教開始。季節に応じて、ライフスタイルは変わる。

 昨年度から、JRAは暑熱対策の一環として、レース間に休止時間を設ける「競走時間帯の拡大」を実施。今年は対象期間が2週から4週となり、新潟に加えて中京競馬場でも導入される。酷暑を避けられない競馬開催日でも、可能な限りの手を尽くして人馬の安全確保に努めている。

 毎年6月から9月には北海道シリーズが行われる。7日から初めて函館に出張。朝晩のひんやりした北の大地の空気は馬だけではなく、汗かきの私の暑熱対策にも一役買っている。(中央競馬担当・山本理貴)

 ◆山本 理貴(やまもと・りき) 2024年入社。同年6月から中央競馬担当。今春、予想スタイルを穴党に転向。

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