3歳未勝利に出走予定のロパシック(24年7月撮影、ユーザー提供:Kyo-@さん)
18年の有馬記念を制した
ブラストワンピースの半妹となる
ロパシック(牝3、美浦・大竹正博厩舎)が、日曜函館6Rの3歳未勝利(芝2000m)で約1年ぶりの復帰戦を迎える。
ロパシックは父
エピファネイア、母ツルマルワンピース、母の父キングカメハメハの血統。母は10年の阪神JFの5着馬。半兄の
ブラストワンピースは18年の有馬記念など重賞を5勝。半姉の
ホウオウピースフルは22年の巴賞の勝ち馬で、20年のフ
ローラSは2着だった。馬名はスペイン語で「おしゃれな服」の意味がある。
24年7月の新馬は2着だったが、勝ったのは後に札幌2歳Sで3着、青葉賞で2着となる
ファイアンクランツ。そこから1馬身差、それも上がり3F最速タイをマークしてのものだから、負けて強しの内容だった。今回は約1年ぶりとなる点がカギだが、ポテンシャルは一枚も二枚も上。鞍上は兄の主戦を務めた池添謙一騎手だから、話題性も文句なし。仮に八分の出来でも、あっさりのシーンを期待したい。