新馬戦を勝ったクールフラン(右)と松山弘平騎手(左から2人目)(カメラ・山下 優)
7月12日の小倉5R・2歳新馬(芝1800メートル=12頭立て、牝馬)は、松山弘平騎手が乗った単勝1番人気の
クールフラン(牝2歳、栗東・池添学厩舎、父
フランケル)が好スタートから主導権を握り、直線でも脚色は衰えずに逃げ切った。2着に6番人気の
ヒメヒオウギ(幸英明騎手)が入り、3着に2番人気の
ソルパッサーレ(小沢大仁騎手)が続いた。勝ちタイムは1分50秒8(良)。父は14戦14勝でG1を10勝した怪物
フランケルで、母は21年のフランス1000ギニーを制している。
騎乗した松山騎手はこの勝利でJRA通算1299勝目。「前に壁をつくりたかったですが、スタートが良すぎて持ったままでハナに行く形になりました。そのなかでも脚はたまっていましたし、楽な形で直線を迎えることができました。しっかりと伸びて、強い競馬をしてくれました。もうひとつ良くなると思います」と笑みを浮かべた。