◇セレクトセール2025 2日目当歳セール
上場番号308番「
バトーデュシエルの2025」(牝)は
シュネルマイスターの初年度産駒。村尾賢二氏が3500万円で落札した。父は21年NHKマイルC、毎日王冠、23年マイラーズCとJRA重賞を3勝。預託予定の石坂師は「オーナーが顔つきや馬体を見て購入されました」と笑顔を見せる。母は1200メートルでJRA3勝(ダート1勝、芝2勝)。「
スピードがある種牡馬だと思うしお母さんの
スピードを受け継いでほしい」と期待を寄せた。
怪物
フランケルの血を受け継ぐ
グレナディアガーズの初年度産駒となる上場番号325番「
ベルヴォーグの2025」(牡)は3800万円で原村正紀氏が競り落とした。父は20年に未勝利勝ち後の朝日杯FSでG1制覇。翌年は阪神Cを制した。母の半兄に14年京都2歳S覇者
ベルラップがいる。預託予定の大久保師は「パドックで見て、格好いいなと思いました。
バランスが良く、父のいいところを受け継いでいると思います」とデビュー後の活躍を思い描いていた。
21年菊花賞、22年天皇賞・春、宝塚記念を制した
タイトルホルダーの初年度産駒となる上場番号317番「
ブレッシングテレサの2025」(牡)はDMM.comが3500万円で落札。母の半兄に14年コーフィールドC(
オーストラリア)を制した
アドマイヤラクティがいる。生産者である岡田スタッド代表の岡田牧雄氏は「体幹が強く、父の心肺機能の高さを受け継いでいます。脚が長いところは(父の父)
ドゥラメンテに似ているかな。(父は)2年目以降も種付け頭数が減っていないし、いい馬が多い。距離が延びてもいいと思うし、成長力もありそう」と伝えた。