大井競馬場でトークショーを行った(左から)戸崎圭太、武豊、内田博幸
武豊(56)、戸崎圭太(45)、内田博幸(54)によるトークショーが16日、大井競馬場で行われた。
武豊は上半期の個人的No.1ニュースに
メイショウタバルの宝塚記念制覇を挙げた。
「子供の時からずっと遊んできた先輩の石橋さんの初G1。メイ
ショウの勝負服で、その日は父の日だった。いろいろな縁を感じた」と振り返った。
戸崎は
ダノンデサイルのドバイシーマクラシックを挙げると、「
ベリーベリーホース」の“迷言”が生まれた馬上インタビューが話題に。
「自分の英語が世の中にようやく広まった。
ネイティブさが出ていたと思う」とファンを笑わせた。
武豊は「実は戸崎君がドバイに行けなかった時は乗るチャンスがあった。でも戸崎君が勝って“
ベリーベリーうれしかった”」と当時の舞台裏を明かした。
内田は武豊とのコンビでG1・7勝を挙げた名馬ディープインパクトのラストラン・06年有馬記念の思い出話を披露。
「豊さんが僕たちを抜いていった時にバリバリバリっていう風を切る音がした。本当に飛んでいた」と話すと、武豊は「僕が口で言ってた。口パク」とひと言。内田の愛称“ウチパク”に絡めたジョークで会場を爆笑の渦に包んだ。