17日、小倉競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第3戦・第43回北九州記念(3歳上、GIII・芝1200m)は、上村洋行騎手騎乗の1番人気{horse=2004103021:スリープレスナイト}(牝4、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、好位追走から直線では外目に進路を取ると、ゴールまでしっかり伸び、3番人気マルカフェニックスに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分07秒5(稍重)。さらに1.1/4馬身差の3着には4番人気ゼットカークが入っている。
勝ったスリープレスナイトは、父クロフネ、母ホワットケイティーディド(その父Nureyev)。叔母にヒシアマゾン(エリザベス女王杯-GIなど重賞9勝)、近親にアドマイヤムーン(ドバイデューティフリー-首G1など重賞8勝)がいる血統。
07年1月にデビュー。3戦目で初勝利を挙げると、7月の越後S(1600万下、新潟・ダート1200m)を3連勝で制してオープン入り。今年は京葉S(OP、中山・ダート1200m)を日本タイレコードで快勝すると、栗東S(OP、京都・ダート1200m)を勝って臨んだ前走のCBC賞(GIII)で芝初勝利を重賞制覇で飾っていた。通算成績15戦8勝(重賞2勝)。
鞍上の上村洋行騎手は、スリープレスナイトで制したCBC賞に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算7勝目。管理する橋口弘次郎調教師は、アイビスサマーダッシュ(GIII、カノヤザクラ)に続くJRA重賞制覇で今年4勝目、通算69勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。