◆第25回アイビスサマーダッシュ・G3(8月3日、新潟競馬場・直線芝1000メートル、良)
サ
マースプリントシリーズの第3戦に18頭が出走し、2番人気の
ピューロマジック(牝4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父
アジアエクスプレス)が、重賞3勝目を挙げた。クリストフ・ルメール騎手は5月のヴィクトリアマイル(
アスコリピチェーノ)以来の重賞勝ちで、アイビスSDは初挑戦V。牝馬は2020年の
ジョーカナチャンから6連勝となった。勝ちタイムの53秒7は、2002年にカルストンライトオがマークしたコースレコードタイ。
同馬は3歳だった昨年、葵S、北九州記念とG3を連勝。今春、ドバイに遠征し、アルクオーツス
プリント・G1(直線芝1200メートル)では追い込む形で5着。4か月ぶりで迎えた国内復帰戦で復活の勝利を挙げた。
1番人気の
テイエムスパーダ(斎藤新騎手)が2着。3着は10番人気の
ウイングレイテスト(松岡正海騎手)が続いた。
今村聖奈騎手(
ニシノトキメキ=17着)「格上挑戦でもテンの
スピードが良く、このメンバーでもいい
スピードは見せてくれました。状態は良かったです。自己条件でまた頑張っていきたいです」
杉原誠人騎手(
クムシラコ=11着)「中盤で寄られてぶつけられ、リズムを崩したのがもったいなかった。また秋にリベンジですね」
戸崎圭太騎手(
カフジテトラゴン=12着)「スタートはうまく出たけど、周りが速かった。また自己条件で頑張ってくれればと思います」
国分恭介騎手(
シロン=14着)「並ばれたくないので内へ。いい
スピードを見せてくれたし、スタートセンスも良かった」
加藤祥太騎手(
エランティス=15着)「初めての芝だったけど、このメンバーでテンに行けた。いい
スピードを見せてくれた」
津村明秀騎手(
コラソンビート=16着)「競馬前に
テンションが上がってゲートの中でうるさく、あまりいいスタートが切れませんでした。それにしても手応えがなく、自分でやめているような感じ。もしかしたら、この条件は合わないのかもしれないです」