シャーガーカップ前日に共同会見に臨んだアジア選抜の(左から)岩田望、ナレドゥ、坂井(C)Ascot racecourse
世界から選出されたトップジョッキー12人が覇を競う国際騎手チーム対抗戦「シャーガーカップ」が9日(日本時間同日夜)、英ロンドン近郊の
アスコット競馬場で開幕した。日本からは坂井瑠星(28)、岩田望来(25)が、「アジア選抜」のメンバーとして共に初出場。「英愛選抜」「世界選抜」「欧州選抜」の3チームと全6レースのポイント制で優勝を争う。坂井は第1戦と3〜6戦、岩田望は第2〜6戦に騎乗する。
坂井がこの日3度目の騎乗となった第4戦の「ス
プリント」(直線1200メートル)で念願の初勝利を飾った。
プリンスオブインディアで臨んだ一戦、序盤は好位2〜3番手グループで脚をためた。ゴールまで残り400メートルを過ぎたあたりで4頭に絞られた上位争い。最後は最内から力強く伸びて先頭でゴールを駆け抜けた。
日本人騎手のシャーガーCでの勝利は武豊(4勝=07年1勝、08年2勝、11年1勝)、横山和生(23年1勝)に次いで3人目。