ミティリーニの母である名牝ミッドナイトビズー(c)netkeiba
米でG1・5勝を挙げた
ミッドナイトビズーの2番仔となる
ミティリーニ(牝2、栗東・高野友和厩舎)が、土曜新潟5Rの2歳新馬(牝・芝1400m)でデビュー勝ちを狙う。
ミティリーニは父Tapit、母ミッドナイトビズー、母の父Midnight Luteの血統。父は14から16年まで3年連続で北米リーディングサイアーに輝いた名種牡馬。一方の母は米でG1・5勝の名牝。19年にはエクリプス賞の古牝馬チャンピオンに選ばれている。22年に米・キーンランドで行われた繁殖牝馬セールにおいて、ノーザン
ファームの吉田勝己代表が550万ドルで落札。23年から日本で繁殖生活を送っており、今年のセレクトセールで父
イクイノックスの当歳牡馬が5億8000万円(税抜)で取引されたのは記憶に新しいところだ。本馬はサンデーサラブレッドクラブにおいて総額7000万円で募集された。
ここまで坂路中心で乗り込まれてきた。時計、動きともに水準以上なので、相当なポテンシャルを秘めていることは間違いない。そして鞍上は今年のダービージョッキーの北村友一騎手。来春の大舞台を意識させる圧巻の勝ちっぷりを見せてほしい。