18日、浦和競馬2Rで行われたドリームチャレンジ(2歳新馬・ダ800m)で
メルシークーリア(牡2、浦和・小沢宏次厩舎)が1着となり、同馬の父
キセキは産駒初勝利となった。
父
キセキは17年の菊花賞を制したほか、18年の
ジャパンC、19年の大阪杯、19年・20年の宝塚記念で2着に好走。シンプルで覚えやすい馬名もあいまって、ファンから人気を集めた。21年の有馬記念を最後に現役を退き、その後はブ
リーダーズ・スタリオン・
ステーションで種牡馬入り。初年度は79頭に種付けを行い、うち50頭が血統登録されている。
勝利した
メルシークーリアは父
キセキ、母メルシーサンサン、母の父
ダンカークの血統。7月25日に浦和ダ800mで行われた能力試験において、50.0秒のタイムで合格していた。今回はスタートでモタついたものの、早め先頭に並びかけ、直線は残り100mほどで先頭に立って押し切った。勝ちタイムは47.7秒(良)。