現地時間30日、米・サラトガ競馬場で行われたウッドウォードS(3歳上、米G1・ダート9f、7頭立て)は、R.アルバラード騎手騎乗の1番人気カーリン Curlin(牡4、米・S.アスムッセン厩舎)が道中は4番手を追走。直線半ばで、逃げ粘るパストザポイント Past the Pointを交わし、同馬に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒34(良)。さらに1.1/2馬身差の3着にワンダリンボーイ Wanderin Boyが入った。
勝ったカーリンは、父Smart Strike、母Sherriff's Deputy(その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。昨年はプリークネスS(米G1)、ジョッキークラブゴールドC(米G1)、BCクラシック(米G1)を制覇し、米年度代表馬に輝いた。今年はドバイワールドC(首G1)を7.3/4馬身差で圧勝。6月のスティーヴンフォスターH(米G1)も制したが、初の芝レースとなった前走・マンノウォーS(米G1)は2着に敗れていた。今後は、昨年も制したジョッキークラブゴールドC(9月27日)をステップに、BCクラシックやジャパンCダート(GI)などへの出走が検討されている。通算成績14戦10勝(重賞8勝)。