「キーンランドC・G3」(24日、札幌)
帰国初戦となる
ウインカーネリアンは20日、函館Wで活気十分の動きをみせた。8歳という年齢を感じさせない動きで、タイトル奪取への態勢は整っている。
古豪健在をアピールするには十分な動きだ。海外帰り初戦となる
ウインカーネリアンは函館Wで単走追い。カーブは急だがコーナリングはスムーズで、加速感ある走り。しまいは軽く気合をつけられ、軽快なフットワークで5F66秒7-37秒6-11秒9を計時した。
前日の大雨で重馬場となったなかでの追い切り。千島助手は「順調ですね。動きも悪くなく、しまい伸ばしていいと言われていたし時計的にもいい。(馬場が)重いから気持ちだけ乗せる感じで。1週前に長めから乗って馬も仕上がってきています」と手応えがある。
ス
プリント戦初参戦が昨年の高松宮記念。2番手から追走して4着と健闘すると、京阪杯2着、シルクロードS3着、そしてUAEでのアルクオーツス
プリントで2着。8歳を迎えた今でもス
プリンターとして十分戦える走りを見せている。
「馬も環境に動じないですね。いろいろと経験をしていますから。放牧先も、今回はいつもの阿見分場と違って北海道でしたから。しっかり乗られて落ち着きもあるのかな」。積み重ねてきた経験を武器に新興勢力をねじ伏せる。