長良川特別に出走予定のパフュームセント(24年5月撮影、ユーザー提供:DKさん)
GII・3勝を挙げる
プラダリアの半妹となる
パフュームセント(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)が、土曜中京9Rの長良川特別(芝2200m)で初勝利を狙う。
パフュームセントは父
ドゥラメンテ、母シャッセロール、母の父クロフネの血統。母はJRAで3勝。半兄の
プラダリアは22年の青葉賞、23年の京都大賞典、24年の京都記念とGIIを3勝している。遡ると曾祖母の
リトルオードリーは96年の4歳牝馬特別(桜花賞
トライアル)の勝ち馬。重賞戦線で活躍した
ボンセルヴィーソは近親にあたる。
ここまで5戦0勝。24年2月の未勝利でデビュー。7番人気ながら0秒3差の3着に健闘し、初勝利はすぐそこと思われた。しかしながら2戦目以降も2着、2着、2着、3着と惜敗続き。5戦目を終えた後に長期休養を強いられたため、今回は約1年ぶりと復帰戦となる。
長期休養明け、しかも未勝利の身での1勝クラス挑戦となる。ただ、未勝利でのレースぶりや血統背景を考えると、現級でもポテンシャルは上位だろう。待望の白星に手が届くことを期待したい。