新潟記念2025に出走予定のダノンベルーガ(24年11月撮影、ユーザー提供:柊アズキさん
ダノンベルーガ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)が、新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)で3年半ぶりの勝利を狙う。
同馬は父ハーツクライ、母コーステッド、母の父
Tizwayの血統。母は16年のBCジュヴェ
ナイルフィリーズターフの2着馬。半妹の
ボンドガールは24年の秋華賞の2着馬。19年のセレクトセール当歳では1億6000万円(税抜)の高値で取引された。
2歳秋のデビューから新馬、共同通信杯とデビュー2連勝。しかし、クラシックでは皐月賞、日本ダービーともに4着。古馬との戦いに転じて以降も天皇賞(秋)は22年が3着、23年が4着、ドバイターフは23年が2着、24年が3着など、惜敗が続いた。そして24年秋は天皇賞(秋)が14着、
ジャパンCと有馬記念がともに9着。その後は休養に充てられて、今回が約8カ月ぶりの復帰戦となる。
日本ダービーで
イクイノックスや
ドウデュースを抑え、1番人気の支持を集めた元クラシック候補として、このまま終わるわけにはいかない。前回の勝利である22年の共同通信杯以来となるGIII戦。鞍上に若武者・佐々木大輔騎手を迎え、待望の復活劇となることを期待したい。