【地方競馬】スパーキングSC リンゾウチャネルがうれしい南関重賞を初制覇 安藤洋はど派手なガッツポーズで「そりゃあ、うれしいですよ」と満面の笑み

2025年08月26日 21:53

 9歳にして待望の南関東重賞制覇を成し遂げたリンゾウチャネル

 「スパーキングサマーカップ・S2」(26日、川崎)

 9歳にして待望の南関重賞初制覇だ。好位を進んだ3番人気のリンゾウチャネルが直線鋭く伸びて4馬身差の完勝。2着にシシュフォスが追い込み、上位2頭が「第36回テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3」(9月23日・浦和)、「第72回日本テレビ盃・Jpn2」(10月1日・船橋)への優先出走権を獲得した。3着には逃げた2番人気のアランバローズが粘った。1番人気の支持を受けた5戦無敗のベアバッキューンは2番手から失速。最下位に沈んだ。

 ゴール手前で鞍上からド派手なガッツポーズが飛び出した。「そりゃあ、うれしいですよ」と声を弾ませた安藤洋。コンビ3勝目がパートナー・リンゾウチャネルにとって初の南関重賞となるメモリアルとなっただけに喜びは満開だ。

 ホッカイドウ競馬で3冠タイトルを射止め、4歳春に南関入り。以降、重賞に挑戦すること24回。当舞台も4度目(過去5、2、3着)の挑戦だった。「装鞍の時に調子が素晴らしかった。きょうは勝ちまであると思っていた。いつも厩務員さんがいい状態に仕上げてくれていたので、勝たせてあげたかった」とまくし立てた。

 軽快に逃げるアランバローズを見ながら内々の3、4番手。直線でアランの外へ大きく持ち出すと、鞍上の右ステッキに応えてグイグイ脚を伸ばす。上がり最速。ラスト100メートル手前であっさりかわすと一気に4馬身突き放していた。

 「ウチに来てからなかなか勝たせることができなかった。うれしいですね。ホントにタフな馬。頭が下がります」と愛馬に敬意を払った荒山勝師。今後については未定だが、「まだまだ(全国の)おじさんたちに力を与えたいね」と楽しそうに笑った。

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