ヴィータローザが引退、種牡馬入り

2008年09月03日 19:00

 JRAは3日、03年セントライト記念など重賞3勝を挙げた{horse=2000101691:ヴィータローザ}(牡8、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、同日付でJRA競走馬登録を抹消したと発表した。今後は種牡馬となる予定だが、行き先については未定。

 ヴィータローザは、父サンデーサイレンス、母ローザネイ(その父Lyphard)。半姉にロゼカラー(デイリー杯3歳S-GII、父Shirley Heights)、全兄にロサード(オールカマー-GIIなど重賞5勝)、姪にローズバド(フィリーズレビュー-GIIなど重賞2勝)、甥にローゼンクロイツ(金鯱賞-GIIなど重賞3勝)などがいる血統。

 02年9月にデビューし、翌年の4月に8戦目にして初勝利。春のクラシックには間に合わなかったが、ラジオたんぱ賞(GIII)で重賞初勝利を果たし、続くセントライト記念(GII)も制して重賞2連勝を飾った。その後も重賞戦線で活躍を続け、06年中山金杯(GIII)で重賞3勝目。8月24日の札幌記念(GII、7着)が最後のレースとなった。通算成績51戦6勝(重賞3勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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