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ロスパレドネス(27日・澤田)
来週の札幌2歳S(9月6日・札幌、芝1800m)を予定している
ロスパレドネス(牡2歳、美浦・木村)が好ムード。太田助手は「初戦は粗削りな面はありながらも、教えてきたことをしっかりと出せました」と2馬身差快勝の内容を振り返る。全兄
ジオグリフも21年に制した一戦へ「洋芝(の適性)は何とも言えないが、普段のフットワークからはいいかなと思います。北海道への輸送は問題なくクリアできたので、来週へ向けて状態を上げていければ」と期待十分だ。
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ジャスティンルマン(27日・浜口)
24年セレクトセール1歳で1億2000万円(税抜き)の値がついた
ジャスティンルマン(牡2歳、栗東・杉山晴、父
スワーヴリチャード、母イルーシヴハピネス)。段階的に調教の強度を上げてきており、初めて一杯に追ったこの日は栗東坂路で4F54秒1-12秒5を記録した。まだ全体的に動きに鈍さがあり、走りの軸もブレ気味ではあったが、可動域の大きいフォームからは大物感が伝わってくる。このひと追いでガラッと変わりそうだ。
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マリノエステーラ(27日・河西)
コントレイル産駒の
マリノエステーラ(牝2歳、栗東・中竹、母プレイスオブアーナー)がこの日、栗東Eで行われたゲート試験に合格。スタートが速く、勢いそのままに加速し12秒2-13秒8をマークした。祖母My Flagは米G1・4勝馬で、血統的にも注目の一頭だ。
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オルフセン(27日・石堂)
24年北海道セレクションセール1歳で1億円(税抜き)の高値で取引された
オルフセン(牡2歳、美浦・斎藤誠、父
キズナ、母スターズアラインド)はこの日、美浦坂路で調整。7頭の集団の真ん中に入り、リズムを重視し軽めのキャンターで駆け上がった。身のこなしが良く、気負った面も見られない。半姉は交流重賞3勝の
テオレーマ。今後の調整ぶりを大いに注目したい。
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ティタノマキア(27日・竹村)
エピファネイア産駒の
ティタノマキア(牝2歳、栗東・池添、母タイタンクイーン)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。3歳馬を3馬身ほど追い掛けて内につける形。楽な手応えで直線に向くとラストはスパッと加速し、3F36秒9-11秒5の好ラップをマークした。初のコース追いでこれだけ動ければ上々だろう。きょうだいに
ストロングタイタン(18年鳴尾記念)や
ギルデッドミラー(22年武蔵野S)がいる血統馬。どんな成長曲線を描くか。
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ウェイクフィールド(27日・石渡)
キズナ産駒の
ウェイクフィールド(牡2歳、美浦・嘉藤、母ハーレムライン)が入厩。この日は美浦坂路を16-16のキャンターで駆け上がった。まだ全体的な緩さを残す一方、力感十分のフットワークは好印象。母は現役当時に18年アネモネS勝ちから桜花賞へ駒を進め、19年谷川岳Sを制した。その2番子となる。
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