8月30日の中京5R・2歳新馬(芝1400メートル＝10頭立て)は単勝5番人気で田口貫太騎手騎乗のフルールジェンヌ(牡、栗東・鈴木孝志厩舎、父ミッキーアイル)がしぶとく逃げ切った。なお、単勝1番人気だったオンザノアール(牝、栗東・佐藤悠太厩舎、父インディチャンプ)は2番手から伸びを欠き、9着に沈んだ。勝ち時計は1分21秒7(良)。

　発馬直後に手綱を押しながら先手を奪うと、前半3ハロン34秒4の流れで引っ張る。直線では早めに好位追走のフロムイレブンが内から並びかけられたが、そこからもうひと伸び。最後は4分の3馬身差をつけた。

　田口騎手は「ゲートも速くて、道中もうまく運べましたし、並んでからもしっかり伸びてくれた。コーナーワークなどに課題はありますが、その辺りが良くなれば、さらに良くなる馬です」と評価。鈴木孝調教師は「条件的にマイルぐらいはもってほしいけど、1200〜1400ぐらいになるかな」と分析していた。次走は未定だが、状態に問題なければ続戦する予定。