まほろばSに出走するシンフォーエバー(撮影:下野雄規)
 
 いつの時代にも見た目で話題になる馬はいるが、最近は
シンフォーエバー(牡3、栗東・森秀行厩舎)に注目が集まっている。父
Complexity、母Praising、母の父Pulpitの米国産馬。「ウマ娘」の藤田晋オーナーの所有馬だ。
 今回は、SNSを中心に話題を呼び、最大の特徴である魚目(さめ)に注目したい。まず、馬の眼の虹彩は、通常は暗黒色とされている。しかしながら魚目の馬は虹彩の色素が少なく、外観からは黒目の部分が青色に見えるのだ。ちなみに視力に障害はなし。過去の主な魚目には、白毛で4勝を挙げた
シロニイ、ラベンダー賞2着の
チェリーソウマ、浦和で勝利を挙げた
トーセンクッキーなどがいた。
 ちなみに
シンフォーエバーは魚目に加え、太い流星も持っている。非常に特徴的なルックスで、アイドルとしての資質は文句なしだ。ここまでサウジダービーと中京記念で2着に健闘しており、2日の京都11R・まほろばSに出走予定。ここでも実力を発揮して、才色兼備のスターホースに上り詰めてほしい。